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函館新聞

縄文1周年ロゴマーク 活用呼び掛け 渡島総合振興局など【函館】

ロゴマークの入ったパネルを持つ振興局職員

 渡島総合振興局や函館市教委、道南縄文文化推進協議会などは、世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」登録1周年記念ロゴマークを初めて作成した。渡島管内の企業・団体、行政、個人にロゴ活用を呼び掛けている。函館市の垣ノ島、大船両遺跡を有する渡島で1周年を祝う機運を醸成するとともに、決定時の感動をもう一度思い起こすきっかけにする考え。

 縄文遺跡群は昨年7月27日、世界遺産に登録された。ロゴ作成は振興局などの1周年記念事業の第一弾で、縄文を意識した茶色がかったオレンジ色をモチーフに「北海道・北東北の縄文遺跡群 世界遺産登録1周年記念」という文字をあしらった。モノクロバージョンもある。

 ロゴは1周年にあたる今年末までが使用期間で、希望者が使用申請書を振興局環境生活課に提出する。使用承認後、ロゴの画像データを付与し、大きさは自由に使ってもらう。具体的には縄文関連のフォーラムなど各種イベントのPR活動に使い、人類共通の宝として未来へ伝えていく意思を示す。

 函館新聞社も加盟する「JOMON渡島ネットワーク」(事務局・振興局)は73団体が参加しており、ロゴマークの使用を機にネットワークの仲間を増やす狙いも。

 振興局環境生活課の加藤伸一課長は「各企業・団体が時宜を得て、祝う気持ちがあると表明する一つのサインとなればうれしい。まだ1件も申請が来ておらず、ロゴマークを活用し登録1周年を盛り上げてほしい」と呼び掛ける。

 記念事業の第二弾は「縄文ウイークイン2022サマー」と銘打ち、垣ノ島遺跡でのTシャツ100枚の展示を27日に始める。また、同日から渡島管内の縄文関連施設12カ所を巡るスタンプラリーを実施。スタンプラリーに参加する施設1~2カ所で勾玉(まがたま)づくりや土偶の塗り絵などのワークショップも行う。

 第三弾は、10月9日の「土偶の日」に合わせ、10月に「縄文ウイークイン2022オータム」を企画している。

 ロゴマークに関する問い合わせは同課(0138・47・9039)へ。

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