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日高報知新聞

重機乗車体験など見学会【日高】

 新冠町の建設会社ケイセイマサキ建設株(正木健太社長)は15日、日高町立日高小で建設重機について学びを深める体験学習会を実施した。学校のグラウンドで行われたデモンストレーションや乗車体験で子どもたちは、大きな建設重機の魅力に目を輝かせていた。

 同社では、機動力を生かした地域貢献活動に積極的に取り組んでいる。今回の建設重機体験学習会は、新型コロナの影響で、社会科見学などの体験学習活動が減少しているという日高小からの声をうけ実施したもの。 3・4年生児童18人を対象に「総合的な学習の時間」の中で出前授業を行った。

 企画運営は、日高小近隣で施工中の「一般国道274号占冠村赤岩大橋補修外一連」(室蘭開建発注)と、日高町内の建設会社登建設工業が施工する「一般国道274号日高町日栄橋補修外一連工事」(室蘭開建発注の両現場担当者。ケイセイマサキ建設からは35㌧の大型重機「ラフタークレーン」、登建設工業からは除雪などでも活躍する「ホイルローダー」を用意した。

 授業では、重機オペレーターがクレーンのブームを最大に伸ばしたり、キャビンを旋回させるなど迫力ある重機の動き実演したほか、社員が講師となって、子どもたちに建設重機の仕事について講義。「重機の重さは小学生の子ども千人分もあるんだよ」と話すと、子どもたちは「えぇー!」と驚きの声を上げていた。

 このあと、両社社員らが子どもたちの重機乗車の安全をサポートしながら試乗体験が行われ、普段は乗ることができない建設重機に触れて、重機オペレーター気分を満喫していた。

 運営を担当した生野智三監理技術者は「実際に建設重機に乗って触れてもらうことで、建設業に興味を持ち、将来の職業選択に役立てたもらえれば」と話していた。

重機の乗車体験をする日高小児童

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