２８日から販売される「『五稜』純米生」

　函館市内に昨年、５４年ぶりに誕生した酒蔵「五稜乃蔵」（亀尾町２８）の新酒「『五稜』純米生」（７２０ミリリットル、税込み１３２０円）が２８日から、蔵に隣接する「五稜乃蔵Ｓｈｏｐ」や市内近郊の酒店などで販売される。亀尾町内産の酒米「彗星」を使い、地元酒蔵が仕上げた正真正銘の“地酒”が楽しめる。

　同酒蔵は上川大雪酒造（上川管内上川町、塚原敏夫社長）が製造、「函館五稜乃蔵」（漆嵜照政社長）が販売などを担う。新酒は純米酒（精米歩合７０％）で、総杜氏の川端慎治さんは「すっきりフレッシュな味わいでグイグイ飲める酒」とアピールする。

　初回出荷分は３０００本で、併設ショップは新酒のお披露目期間として２８～３０日の３日間限定（各日午前１０時～午後３時）でプレオープンする。また、２８日は正午から函館空港国内線旅客ターミナルビル２階売店エリアで販売開始記念セレモニーを実施し、終了後から販売する（１人１本限定）。

　詳しくは函館五稜乃蔵（０１３８・８４・５１７７）へ。