十勝の冬のレジャーといえば「ワカサギ釣り」。冷え込みが厳しくなるにつれて各地で解禁されるが、大樹町内の「ホロカヤントー」は最も早い昨年12月31日にオープンした。
ホロカヤントーは同町晩成地区の周囲5キロの海岸湖(沼)。管理棟から北海道指定文化財の竪穴住居群遺跡を横切り、徒歩で海岸線に。すると、内陸側に氷結した沼が広がる。
晩成温泉からは目と鼻の先。早朝からワカサギ釣りを楽しみ、冷えた体を「ヨード泉」でぽかぽかに温めることができる。
管外からの“常連客”も多い。解禁初日は、日高管内日高町の会社員山本貴章さん(41)が訪れた。「ホロカヤントーは毎年来ている。ここで釣れるワカサギは以前に比べて大きくなった。自宅で食べたい」と笑顔を見せた。
開放期間は2月下旬まで(氷の状況によって変わる)、多い日は100人近くが訪れる。管理人の戸枝征三さん(79)はシーズン中、住居があるまち場と管理棟を往復する。「ここのワカサギは臭みがなくおいしい。解禁も早いので毎年大勢が訪れる。私も期間中は休みなし」と話している。
■住所…大樹町晩成
■電話:01558・7・8866(管理棟)
■時間・料金…午前5時~午後4時。中学生以上700円、小学生300円
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