本戦への切符を目指し１枚でも多く釣ろうと熱戦を繰り広げる出場者

　３分間で水槽のホタテを何枚釣ることができるかを競う「第１６回ＴＯＹＯＵＲＡ世界ホタテ釣り選手権大会」（ＴＯＹＯＵＲＡ世界ホタテ釣り協会主催）の予選記録会が１８日、豊浦町幸町の町地域交流センターとわにーで開かれた。出場者が３月の本戦への切符を目指し、熱戦を繰り広げた。

　予選記録会は胆振地域のほか、札幌、江別、旭川などから計７３人が出場。２試合を行い、釣り上げた合計枚数を競う。同数の場合は重量が重い人が上位。３０人が本戦に出場できる。

　１試合最大８人で実施。家族や仲間の声援を受けながら、参加者はゴングの合図とともに水槽のホタテを目がけてＬ字の仕掛けを投入した。ホタテが仕掛けを貝で挟むと、素早く引き揚げた。常連も多く会場の盛り上がりは最高潮。最多記録は２試合合計が２６枚だった。

　本戦は３月１０日午前１０時半から、同会場で行われる。当初ステージイベント予定だった「第２２回まるごと豊浦～北の収穫祭～」は貝毒などの関係で中止する。