町民に向けて迫力ある舞を披露した「平取義経なるこ会」

【平取】町内のよさこいチーム「平取義経なるこ会」（松澤以久子代表）は６日、札幌で開催中の第33回ＹＯＳＡＫＯＩソーラン祭り（５～９日）への出場を前に、町中央公民館で町民向けのお披露目会を行った。

　同チームは１９９５年に結成し、翌年から祭りに出場。祭りがコロナ禍で中止された２０２０年と21年を除き毎年出場しており、今年で27回目となる。メンバーは現在、踊り手や旗振り役、声出し役など総勢35人。今年は８日午前11時の大通りパレード会場南コースを皮切りに９日まで市内７カ所のパレード・会場に登場する。

　６日はメンバー28人が町中央公民館前に集まった町民約70人を前に、鳴子や扇子を使った振付で「縁（えにし）」を披露。町民は祭りで披露される迫力ある息の揃った演舞を堪能した。

　踊りを見た町民は「小刻みに難しい踊りをこなしていて素晴しい。人と人とのつながりに魅力があって若い人が入っており、これからも続けてほしい」と話した。同チームで声出し役の久保尚之さん（60）は「若い人が入ってきて活気がある。皆さんに応援してもらえてとても励みになる。今年も気合を入れて頑張ってきます」と笑顔で話した。

　平取義経なるこ会のケジュールは次の通り。

　▽８日＝午前11時大通りパレード会場南コース、午後１時７分札幌ガーデンパーク会場、同２時48分道庁赤レンガ会場、同４時27分一番街・丸井今井前会場

　▽９日＝午前10時22分大通公園西８丁目会場、同11時54分大通パレード会場南コース、午後２時新琴似会場