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室蘭民報

「縄文ガイドの会」発足 入江・高砂貝塚など広く発信【洞爺湖】

事業計画などを決めた設立総会(提供写真)

 入江・高砂貝塚は世界文化遺産の北海道・北東北の縄文遺跡群の構成資産。北東アジアで世界的にまれな長期間継続した採集、漁労、狩猟文化による定住開始から成熟の過程、精神文化の発展を表し、農耕文化以前の人類の生活や精神文化を示しているという。

 昨年12月の意見交換会でボランティアガイドから「ガイドの会」設置を求める意見が出た。「地域コミュニティーの活性化や住民の郷土愛の醸成、満足度向上につながる」として協議を重ね、立ち上げに至った。町内、豊浦、岩内から11人が登録した。

 同会は入江貝塚公園、高砂貝塚公園、入江・高砂貝塚貝での案内や縄文文化の研修調査研究活動、他地域の縄文ボランティア団体との交流、ガイドの育成などを行う。

 ガイド希望者の受け入れ手順は、町教委が予約を受け、1カ月前までに同会事務局に報告。事務局は会員との間でスケジュールを調整する。10日現在、民間ツアーや小学校の修学旅行など17団体の予約が入っている。

 事業計画では、団体向けは4~11月に随時対応。個人向けは、期間中の週末に「ガイドの日」を設定し、案内や縄文体験を実施する予定だ。

 神馬会長は「(他の構成資産と)同じレベルでお客さまを迎えるのが会の目的。世界遺産にふさわしいガイド態勢を整え対応していきたい」と意気込んでいる。

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