とかち帯広空港をフィールドにしたキャンプイベント「手ぶらキャンプ」が24、25の両日開かれた。道内の空港では初の試み。参加した道内の親子5組が航空機を見学したり、空港敷地内にテントを張って夕食に舌鼓を打つなど、この日だけのスペシャルコンテンツを体験した。

空港敷地内でバーベキューの準備をする参加者
北海道エアポート(HAP)帯広空港事業所主催。定員5組に対し、道内外から30組が応募した。
参加者は最初に立ち入り制限区域に入り、到着した航空機を見学。整備士の説明を聞きながら、大きなタイヤを触ったり、機体の下に入って航空機の迫力を体験。また、空港だけで活躍する特殊な化学消防車両も見学した。
見学の後には、それぞれが持参した食材を使って、テント前でバーベキューを満喫。おなかを満たした後には、航空機の離着陸が終了した滑走路を歩く「ランウェイナイトウォーク」を行い、ライトアップされた幻想的な滑走路を歩いて、夜の空港を楽しんだ。
帯広市内の外山隆祥さん(36)一家は初めてのキャンプ体験。妻の暁子さん(41)は「道具一式がそろっていて良かった。航空機見学も迫力があり、整備士さんの説明もすごく面白かった」と話した。札幌市から家族で参加した和佐洋平さん(48)は「2年ほど前にキャンプを始めたばかり。十勝にはなかなか来る機会がなかったので、地元の食材を調達して夕食を満喫しました」と話していた。
空港キャンプを企画したHAPの小笠貴之さんは「お客さんの笑顔が見られたことが何よりもうれしく、将来的に空港のにぎわいにつながってくれたら」と振り返るとともに、「関係者の協力なくして実現できなかった。今後もHAPとして関係者と連携を強化していきたい」と話した。
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