北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

安全功労者内閣総理大臣表彰を受賞【浦河】

 浦河高校(齊藤雄大校長)は、内閣府が主催する2022年度安全功労者内閣総理大臣表彰(学校安全関係)を受賞した。齊藤校長と佐藤友洋教諭が14日、浦河町役場を表敬訪問し、池田町長に受賞の報告とこれまでの活動に対する町の支援に謝意を伝えた。

 交通安全、学校安全、産業安全、火災予防など各分野で国民の安全確保に顕著な功績が認められた個人、学校、団体に対して内閣総理大臣が表彰するもの。

 学校安全関係では、16~20年までに学校安全表彰文部科学大臣表彰を受賞した学校から、文科大臣が内閣府に推薦して表彰している。

 浦河高校は、地域と連携した防災・減災教育を推進している。17年から「世界津波の日高校生サミット」に継続して参加するなど高校生の防災意識向上と地域住民や防災関係機関と連携した活動に取り組んでいることが評価され、17年に文部科学大臣表彰を受賞した。

 表彰式は「国民安全の日」の1日に、首相官邸で執り行われ、齊藤校長と佐藤教諭が出席。松野博一内閣官房長官が盾と表彰状を授与した。

 この日、役場庁舎を訪れた齊藤校長と佐藤教諭が、池田町長、松田有宏副町長、浅野浩嗣教育長に受賞を報告した。佐藤教諭は、「地域の中の学校として、高校生が防災で地域貢献に取り組んできたことが評価された。町をはじめ振興局や地域の協力のおかげ」と謝辞を述べ、「こうした取り組みが浦河高校の文化として根付いて、防災だけではなく防犯など地域と連携して安心安全に幅広く取り組んでいければ」と活動の継続に意欲を示した。

 池田町長は「大きな賞の受賞は町としても誇り。これからも全面的に協力していく」と期待を寄せた。

内閣総理大臣表彰を受賞した齊藤校長(中央左)と佐藤教諭(中)

関連記事

苫小牧民報

アイヌ民族登場する詩も 宮沢賢治 白老訪問から100年 修学旅行でコタン見..

「銀河鉄道の夜」などの童話で知られる作家で詩人の宮沢賢治(1896~1933年)が岩手県花巻農学校の教師として修学旅行を引率し、白老を訪れてから22日で100年を迎える。賢治は苫小牧から鉄道で白老...

苫小牧民報

「手打ちそば食堂」スタート 来月から 苫小牧 参加費の一部で被災地支援

苫小牧手打ちそば愛好会(有川美紀子会長)は6月12日、手打ちそばの魅力を広める「手打ちそば食堂」を豊川コミュニティセンターでスタートさせる。来年3月まで毎月第2水曜日に開催し、参加費の一部を能登半...

苫小牧民報

ArimoriCupマラソン大会 142人駆け抜ける むかわ

1992年バルセロナ五輪女子マラソンで銀メダル、96年アトランタ五輪でも銅メダルを獲得した有森裕子さん(57)が携わる「ArimoriCup(アリモリカップ)マラソン大会」が19日、むかわ町穂別で...

苫小牧民報

丸木舟を解説 美術博物館とアイヌ民族博物館 苫小牧

苫小牧市美術博物館と国立アイヌ民族博物館主催の共同シンポジウム「アイヌの舟と交易」が18日、苫小牧市民会館で開かれた。市民ら約85人が参加。両館や北海道埋蔵文化財センターの研究者らの話を通じ、アイ...

室蘭民報

5年ぶりにミニで復活、登別こいのぼりマラソン 川上公園、3キロコースに2..

 市民マラソンから子どものためのマラソンへと装いを新たにした「登別こいのぼりミニマラソン」(登別市子ども会育成連絡協議会主催)が19日、桜木町の川上公園運動広場で5年ぶりに行われた。約250人の...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス