町職員、初「副業」 5人がアスパラ収穫 今年度解禁【幕別】
今年度から副業が解禁された幕別町で、解禁後初めての副業として町職員が13日、北王農林(町千住、藤原壽美社長)でアスパラガスの収穫作業を行った。
副業の解禁について、町ではこれまでも、職員が少年団の指導や講演会の講師を務めるなどの活動をする場合、地方公務員法に基づいて個々に対応してきたが、基準を明確にするため「町職員の営利企業等の従事許可の基準に関する規則」を定め、4月から施行した。
また、営利目的の副業は禁止としているが、町の基幹産業である農業の人手不足解消を前提に、町内に限り農作業に従事する場合は許可される。
この日は午前7時から、10~40代の町職員5人がアスパラを収穫。カートを引きながら収穫用のはさみでグリーン、ホワイト、パープルの3種計約100キロを収穫した。
作業に参加した町教委学校教育課総務係長の小野淳さんは「初めての収穫作業で農家さんの大変さを知ることができた。こうした機会に地域に出ていろんな仕事を体験して、普段の業務に生かしていきたい」と話した。
同社の藤原昇常務は「町内の人手不足解消につながる上、職員と町内事業者が交流できるいい取り組みだと思う。今後もぜひたくさんの職員に来てもらい、農業をもっと知ってもらいたい」と話していた。
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