融雪剤の散布が始まった登別カントリー倶楽部のコース

　登別カントリー倶楽部（登別市上登別町、岩崎智信取締役支配人）は２１日から、融雪剤の散布を始めた。市街地とはうって変わり、コース上は５５センチもの積雪が残る銀世界。散布車が行き来すると、白と黒のグラデーションが浮かび上がった。今季のオープンは４月１３日の予定。

　敷地内の積雪は「昨年よりも２０センチほど多い」（同倶楽部）。穏やかな天候の中、午前８時ごろから作業を開始し、融雪剤を積んだ散布車２台が真っ白なコース内を行ったり来たり。散布された場所が黒に染まり、雪原とのコントラストでしま模様を描いた。

　初日は午後４時までに融雪剤を６トン散布した。計３０トンを１週間かけてまく計画だ。天候が良ければ１日で１０センチほど雪解けが進むという。雪がなくなった後はオープンに向けてコースのメンテナンスを行う。

　今季の営業は４月１３日～１１月１７日を予定。予約は例年よりも多いという。

　初日にオープン記念コンペ、７月３０日には北海道ミッドアマチュアゴルフ選手権道南地区予選、９月１４日に室蘭民報杯などが開かれる。

　予約、問い合わせは同倶楽部、電話０１４３・８８局１１２３番へ。