北斗で最高峰のそば打ち技術見られる 4月に2大会【北斗】
【北斗】道内外のそば打ち愛好者がそば打ち技術を競う「第29回全日本素人そば打ち名人大会道南予選会」(福井そばルネッサンス推進実行委主催)が4月6日、「第15回全麺協そば道段位認定道南大会」(全麺協主催)が7日、市総合文化センターかなでーるで開かれる。そば打ち技術の最高峰が見学できる貴重な機会で、一般市民の来場は無料。
両大会とも道南ブロック手打ちそば推進協議会(坂井修会長)が主管。2020年に初めて北斗で開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大で中止に。21、22年、23に続いて今回で4回目の北斗開催で、昨年から有観客で実施している。
名人大会道南予選会は、全国17カ所で開催する予選会の一つで、予選を勝ち抜いた51人が11月に福井市で開かれる決勝大会に進む。道内予選会は北斗、十勝管内新得町、空知管内長沼町の3カ所で、各3人計9人が決勝大会に駒を進める。北は空知管内北竜町、南は埼玉県から愛好家23人が出場する。そば粉800グラム、小麦粉200グラム、水のみで38分でそばを打つ。
一方、段位認定道南大会は全麺協が定めたそば道段位認定制度の規程に基づき、初段位と二段位を認定。せたな町、函館市、北斗市、七飯町、福島町から初段位に7人、二段位に4人が挑戦する。初段位はそば粉500グラム、小麦粉200グラム、二段位はそば粉800グラム、小麦粉200グラムを使い、制限時間はともに40分。
会場では、旭川市の会社がそば道具の展示・販売を行う。
今月10日には、七飯町大中山コモンで模擬試験を行い、手打ちそばグループ白花(函館)、北斗蕎麦(そば)打ち倶楽部(くらぶ)、ななえ手打ち蕎麦愛好会、千軒そばの会(福島町)、北桧山手打ちそば愛好会(せたな町)の計18人が腕を磨いた。
坂井会長(66)は「コロナ禍が明け、興味のある人はぜひ会場へ足を運んでほしい。名人大会予選会は全国レベルに近い実力者の技術を目の前で楽しめる」と話す。
名人大会予選会は6日正午~午後1時38分、段位認定会は7日午前10時半~午後0時20分。
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