地域で子どもを育てる 三石地区学校運営協 座談会と講演で子の成長理解【新ひだか】
【新ひだか】三石地区学校運営協議会(橋本勝司会長)主催の座談会「子どもの成長と体調管理・地域と親子のコミュニケーション」は20日夜、町総合町民センターはまなすで開かれ、34人が参加し、子どもの体調管理やコミュニケーションに理解を深めた。
冒頭、橋本会長が令和3年から取り組むコミュニティ・スクールについて説明。学校と保護者が地域とともに知恵を出し合い、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支えていく「地域とともにある学校づくり」を進める仕組みで、学校運営の基本方針の承認や、教育活動について意見を述べるなどの役割がある。
同協議会では、子どもたちの「あいさつ運動」「早寝・早起き・朝ごはん運動」の取り組みや3つのグループで①学力向上②地域活性化③保護者向け学習会・研修会―などの活動を進めている。
講演では、「子どもの成長と体調管理」をテーマに、三石国保病院の土田和幸院長(53)が医師の視点から、スマホなどを長時間使用することで体力や視力、コミュニケーション力、考える力の低下のほか、勉強時間、睡眠時間の減少などの影響を挙げた。
参加者からは、「小さいころからの習慣づけが必要で、スマホから離れる時間をつくること」などの話がされた。
座談会は、「地域と親子のコミュニケーション」をテーマに、①家庭②地域の人たちと子供③地域と学校―のコミュニケーションを考えた。また、「学校祭や学習会などを総合町民センターで開催することで、より多くの人に見てもらう」などの声もあった。
最後に橋本会長は「家庭や地域、学校が連携して取り組むことで子どもたちの可能性が広がるのではないか。地域で子どもを育てる仕組みをみんなで考えたい。若者が戻ってくる地域にするには、地域を愛する子どもを育てることが大事ではないか」と締めくくった。
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