ぬりえを楽しむ子どもたち

　浦河町と町教委主催の生涯学習体験フェアが25日、町総合文化会館をメイン会場に開かれ大人から子どもまで延べ約１６０人が多彩なイベントに足を運び楽しんだ。

　町では、１９９８年（平成10年）に「生涯学習の町宣言」して以来、毎年２月を生涯学習推進月間として生涯学習体験フェアを実施。社会教育施設で活動するサークルや団体が活動の楽しさを知ってもらう体験講座などを行い、町民の学びの場として活動を広く周知している。

　午前はステンドグラス体験講座（講師・ステンドグラス虹の会）、Ｌｅｔ’ｓ　Ｅｎｇｌｉｓｈ！（髙畠敦子地域おこし協力隊員）、いけばな体験講座（浦河華道協会）、大人の図書館ツアー（図書館）、楽しむパーティーダンス（ソシアルダンスファースト会）、親子リトミック遊び（熊倉香織さん、古舘恵さん）の６講座。

　午後は樹脂粘土ブレスレットづくり（松村のぶえさん）、はじめての詩吟講座（詩吟朗詠錦城会浦河道場）、ゼロカーボンかるた・ぬりえ・すごろく遊びコーナー（役場町民課）、軽体験スポーツ講座（町教委社会教育課）の４講座が行われ、１階エントランスホールに設置されたストリートピアノブースでは、演奏者がホールに音色を響かせた。制作体験では講師から作り方を教わり、自分だけの作品を完成させ、ダンスやユニカールなどの運動体験では参加者同士で交流しながら心地よい汗を流した。

　３階ふれあいホール入口に浦河高校生写真部によるこどもまんなか社会うらかわ保育の魅力写真展を開設写真展では、町内６保育施設で撮影された31枚の保育園児と保育士の写真に来場者がしきりに足を止め、豊かな表情を捉えた作品に見入っていた。