「ＩＭＡＬＵのグルメ甲子園」への出品をＰＲする町職員

　【七飯】全国１７市町村の首長らがタレントのＩＭＡＬＵさんに自慢の特産品をプレゼンテーションする「ＩＭＡＬＵのグルメ甲子園」に七飯町が町産のスイーツ３品を出品した。中でも日乃出食品（緑町３）の豆腐生チョコはＩＭＡＬＵさんが、出品された全５１品中、最高得点をつけて大絶賛。動画はユーチューブで視聴でき、２９日まで紹介された特産品が当たる人気投票を実施している。

　全国の観光地からプロポーズにふさわしいスポットを「聖地」として選定する「恋人の聖地プロジェクト」の一環。函館七飯スノーパーク（東大沼）は、山頂に鳴らすと幸せになれる鐘があり、恋人の聖地サテライトに選ばれていることから、同プロジェクトのグルメ甲子園に参加した。

　今回は町のふるさと納税返礼品の中から女性に人気のスイーツを厳選。豆腐生チョコのほか、町産高級卵「おのたま」を使った小野養鶏場のおのたまコタプリン、西洋リンゴ発祥の地である町名産のリンゴ「サンつがる」をふんだんに使用したマダムタルトのタルトタタンの３品を出品した。

　動画には杉原太町長が出演し、ＩＭＡＬＵさんに商品の特徴をそれぞれＰＲ。豆腐生チョコに関しては「絹豆腐を使用し、なめらかな口溶けが特徴。材料は全て植物性でビーガンでヘルシー志向。ほろ苦さの中にほんのりと豆腐の味が感じられ、コーヒーや紅茶のお供にぴったり」と紹介。試食したＩＭＡＬＵさんは「まろやかですごくおいしい。豆腐で生チョコというのは衝撃ですね」とべた褒めし、１００点中９６点をつけた。

　同企画では出品グルメの人気投票を２９日まで実施。上位１０品に投票した人の中から抽選で５０人に動画で紹介する特産品が当たる。投票は「ＩＭＡＬＵのグルメ甲子園」でウェブ検索し、特設サイトから。

　町商工観光労働課は「いずれの商品も反応が良く、町のＰＲにもつながった。人気投票にもぜひ参加してほしい」と呼び掛ける。