岩谷学園ひがし北海道ＩＴ専門学校の校舎。右側に道路を経て中標津東小と広陵中がある文教地区に建つ

　【中標津】道の諮問機関「私立学校審議会」の答申結果が２４日公開され、岩谷学園ひがし北海道ＩＴ専門学校（町東７南９）の設置が認められた。この答申は設置に関する最終の許認可で、来年春の開校が内定。根室管内に初めて高校卒業後の進学先が誕生する見込みだ。

　同校は学校法人岩谷学園（横浜市、岩谷大介理事長）が運営する２年制の専門学校。酪農分野のＩＴ（情報技術）技術を修得する「農業酪農ＩＴ」と「商工業観光ＩＴ」の２コースで定員は６０人程度。専門知識を持ち、各分野で活躍する地元関係者が非常勤講師として携わり、プログラミングで産業ロボットを操作する技術や、国家資格の家畜人工授精師などを取得できるのが特徴の一つ。

　１２月２日から来年３月末までの土曜日に７回説明会を開き、学費の免除制度や取得可能な資格など具体的な内容を説明する。問い合わせは平日午前８時４５分～午後５時４５分に０１５３（７２）３３９０へ。

　説明会の日時は次の通り。　▽１２月２、１６日▽１月２０日▽２月１７日▽３月２、１６、３０日

　※時間はいずれも午前１０時からと午後１時３０分から約２時間