７年ぶりに開かれた研修会

　道内の地方紙１１社でつくる北海道地方新聞協会（会長・星匠釧路新聞社社長）は２０日、釧路プリンスホテルで７年ぶりに研修会を開いた。各社の経営現状を共有し、さまざまな課題解決に向け、９社の社長ら１４人が議論を交わした。

　同協会には現在、釧路新聞社、十勝毎日新聞社、名寄新聞社、苫小牧民報社、室蘭民報社、日高報知新聞社、北海民友新聞社、函館新聞社、網走タイムズ社、宗谷新聞社、留萌新聞社が加盟。研修会は２年に１回行われていたが、胆振東部地震や新型コロナウイルスの影響で実施できておらず、今回が２０１６年以来の開催となった。

　研修会の冒頭、星会長は「協会全体で来年もいい方向に行けるよう、実りある会議にしたい」とあいさつ。各社の新聞、電子版の部数増の取り組みや人手不足対策などについて議論した。