懸賞付き定期預金「縁パート２」の当選者を決める抽選会。伴理事長（中央）らがラッキーナンバーを決めた

　【網走】網走信用金庫（伴道弘理事長）はこのほど、全国各地の特産品が抽選で当たる懸賞付き定期預金「全国グルメ・縁　パート２」の当選番号抽選会を行った。

　網走信金の懸賞付き定期預金「夢」シリーズは、２００７年から発売している人気商品。 　特色ある各地の特産品などが当たる定期預金で、顧客サービス充実と地場産品振興の願いを込め、毎年、発売している。

　これまでに発売された「夢グルメ」「夢花」など、シリーズの懸賞当選総額は１億３千５００万円を超え、懸賞品は約２万９千人に贈られている。

　今回の縁パート２は、同庫の創立95周年を記念した懸賞付定期預金で、懸賞品は全国に広がる〝しんきんネットワーク〟を生かして、極上のフルーツなど、各地の特産品を選んだ。

　２０２２年４月から23年３月の発売分が対象で、10万円から１千万円まで預金でき、10万円ごとに１本の抽選権が付く。預金はスーパー定期・大口定期２年もの（自動継続単利）。

　特賞は、富山県魚津産のリンゴ「ふじ」や栃木県産のイチゴ「とちおとめ」と「とちあいか」のセット、熊本県の地鶏「天草大王」の水炊きセットなど、選りすぐりの逸品。

　特別賞は、信金中央金庫のカタログギフト「しんきんのつなぐ力」で、魚沼産コシヒカリや仙台牛タン、静岡のうなぎ、長崎カステラなど、約１５０品の名品から選ぶことができる。

　抽選は伴理事長と石井直紹専務、女性職員が行った。同庫監事の北野清丸さんが立会人を務めた。

　０から９の数字が書かれた10個のボールを入れた抽選箱から１個１個ボールを取り出し、特賞、特別賞合計約７００本の当選番号を決めた。

　伴理事長は「当金庫と〝縁〟の深い道外５信金の協力を得て、選りすぐりの商品を選んだ。当選者に喜んでいただけると思っている」とあいさつ。

　その上で「地域経済はコロナ前の水準に戻りつつあるが、ウクライナ情勢や対中国輸出問題などの課題はあるが、地域に発展する金融機関を基本理念に、地域から信頼され、必要とされる金融機関を目指していく」と話した。

　当選番号は同信金ホームページのほか、本支店に掲示している。