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日高報知新聞

爆音を響かせ疾走 日高ツーデイズエンデューロ【日高】

泥まみれでコースを攻める選手

【日高】自然の中に設定されたコースでオフロードの技術と耐久性を競う「日高ツーデイズエンデューロ」(実行委主催)が16、17日の両日、226人が参加して沙流川温泉ひだか高原荘(富岡)を出発点に林道などの特設コースで開かれ、選手は泥まみれになりながら、果敢に難コースを攻め爆音を響かせ疾走した。今年も道内はもとより東北、関東、関西、名古屋、広島、四国、九州のほか、オーストラリア、カナダなど海外からもエントリーがあった。新型コロナの影響で4年ぶりの開催。

 1984年に初めて2日間のエンデューロ競技会が開催されてから約40年が経過し、町では86年から実施。300人以上のボランティアで運営された。国際ルールにのっとった同じ競技方式で、日本では唯一の大会として開催。

 一般公道を走るため、競技前の車検でナンバープレートや保険の加入の確認、保安部品機能や排気音量も厳しくチェック。モーターサイクルの整備ができるのは選手本人だけで、整備や修理の知識、技術が試されるのも国際的競技の特徴だ。

 今年は1周約130㌔㍍を超えるレースで、3カ所に給油できるタイムチェックポイントを設定。コースの大半は未舗装路で一部に国道などの一般道路が含まれる。

 日本モーターサイクルスポーツ協会(MFJ) 理事で事務局長の藤岡良一さんは「日本で唯一、国際ルールにのっとって行っている。日高は宿泊施設やトイレなどが整備されており、選手たちも喜んでいる。女性ドライバーも少しずつ増えていて今回は14人が参加した。来年日高山脈襟裳国定公園が国立公園化されるという。景観も素晴らしい日高を存分に味わってほしい」、神保一哉HTDE実行委代表は「長距離、長時間、ライダーの能力が要求され自分自身と対峙する2日間になる。日高の魅力を全国にPRする絶好の機会にしてほしい」と話した。

 選手たちは、爆音を響かせながら技術を駆使し難しいコースを攻め疾走した。

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