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函館新聞

今年度のクルーズ船入港予定、過去最高の47隻に【函館】

5月2日に3年8カ月ぶりに入港予定のダイヤモンド・プリンセス

 函館市は今年度の函館港のクルーズ客船入港予定を更新し、過去最高だった2019年度と同数の延べ47隻になると発表した。市港湾空港部港湾空港振興課は「天候などにより入港中止になる可能性もあるが、コロナ禍前の水準に戻ってきたことは確か。函館観光復活へ向け明るい話題」と話している。

 市は客船寄港を交流人口拡大につなげようと、若松埠頭(ふとう)のしゅんせつ工事を進め12万トン級の受け入れを可能としたほか、税関、出入国管理、検疫手続きができる旅客ターミナルを新設し、受け入れ体制を強化してきた。

 しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で、20年度は予定した全50隻が入港中止。21年度は国内船1隻、22年度は国内船10隻の寄港にとどまった。今年3月に3年4カ月ぶりに外国船が入港し、ようやく本来のクルーズ船でにぎわう函館港の姿が戻ってきた。

 4月は8~22日に外国船4隻が寄港。5月2日には若松埠頭での受け入れ可能な最大規模となる大型船「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)が入港予定。3年8カ月ぶり通算39回目で、当日は遺愛女子高生徒による客船ボランティア活動が予定される。

 同課は「コロナ禍で活動を控えていた層が活発にクルーズ船を利用した旅行を楽しんでいるようだ。函館観光の魅力をアピールして、さらに多くのクルーズ船が寄港地に選んでくれることに期待したい」としている。

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