今季プレオープンしたゲレンデで滑りを楽しむ人たち（１７日午前１０時２５分ごろ）

　【七飯】町東大沼のスキー場「函館七飯スノーパーク」が１７日、今季の営業を始めた。初滑りに訪れたスキーヤーやスノーボーダーが、パウダースノーと景色を満喫した。

　当初は１０日オープンだったものの、雪不足のため延期していた。人工降雪機を稼働させながら急ピッチで整備。積雪２０センチとなり、初級者向けの小沼コース（１０００メートル）を開放した。全面滑走については「天候次第だが、人工降雪機を使っているコースは週明け、自然雪のコースはクリスマスまでにはオープンさせたい」と布施洋平支配人。

　仲間とスキーを楽しんだ函館市深堀町の主婦高橋春奈さん（３３）は「爽快感があって、大雪で疲れた気持ちが吹き飛ぶ」と笑顔を見せた。

　午前９時～午後５時。ナイター営業は２３日からの予定。山頂のカフェや景色を楽しめる観光ゴンドラも営業中。問い合わせは同スキー場（０１３８・６７・３３５５）へ。