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函館新聞

ナナパパ季節限定メニュー 8月31日は「野菜の日」【函館】

野菜をたっぷり使った季節限定メニュー提供に意欲を見せる(左から)白石さん、齊藤さん、池田さん

 函館市富岡町3の「レストランナナパパ」(池田洋二オーナーシェフ)は、31日~9月30日に函館・近郊産の野菜をたっぷり使った季節限定メニューを提供する。野菜ソムリエプロの齊藤縁さん(60)=函館=が同店と生産者をつなぎ、広く市民に野菜の魅力を伝えるのが狙い。8月31日は「野菜の日」―。

 メニューは単品で、サラダや冷製ポタージュ、冷製パスタ、カレー、前菜、カタラーナなどで価格は550~1380円。全て赤い野菜を使ったサラダなど「『おいしさ』と『面白さ』を兼ね合わせたメニューにしたい」と池田さん(60)。「家庭でも簡単にできる作り方を伝えたい」とも話す。

 齊藤さんが紹介したのは、北斗市追分の白石農園。同農園は果肉が多くてジューシーな大玉トマト「神トマト」の生産で知られ、神トマトは日本野菜ソムリエ協会主催の野菜ソムリエサミット2022年7月の青果部門で金賞を獲得。今回は神トマトのペーストを使ったカタラーナを提供する。

 白石農園のほか、トウモロコシ「恵味ゴールド」を栽培する四稜郭ファーム坂爪農園(函館市陣川町)、万願寺トウガラシやキュウリ、ズッキーニ、フリルレタスなどを作る安藤農園(七飯町藤城)とも連携し、野菜だけのメニューを考案する。

 齊藤さんは各農家へ取材に行き、農家の紹介や野菜の魅力をカードにして卓上掲示する。齊藤さんは「野菜の栄養価だけでなく、生産者のこだわりやおいしさを表現したい」と意気込んでいる。

 白石農園の白石敏明さん(31)は「農園の直売所に野菜を買いに来る飲食店は複数あるが、個人的に飲食店と直接つながるのは今回が初めて」という。

 野菜の特別メニューは、ランチタイム(午前11時半~午後3時、ラストオーダー同2時半)のみの提供。木曜定休。問い合わせは同店(0138・43・7788)へ。

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