北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

日高報知新聞

静内署が2部で3位入賞【新ひだか】

【新ひだか】静内警察署(佐々木博信署長)は、6月22日に札幌市豊平区の道立総合体育センター北海きたえーるで開かれた3年ぶりの「令和4年度北海道警察逮捕術大会」で署員数別の2部(40人以上)で3位に入った。3位は2009年以来。

 「逮捕術」とは、犯人を必要最低限の打撃で制圧する技術。大会では、防具は剣道に似た面、胴、小手、垂などを着用し、素手や警棒、警杖を胴や肩などに当て有効打を競う競技。

 警察官の犯人を制圧、逮捕するための技術や技能を向上させ、士気を高めるために1964年(昭和39年)に第1回大会が開かれ、その後大会の改正などが行われ78年から現在の各署員数別のチーム制になった。

 参加は全道の73チーム344人(うち女性28人)。署員数別に1部(100人以上)、2部(40人以上)、3部(39人以下)と分かれ、静内署は第2部(22チーム)に出場した。今回はコロナ対策で、各選手に出場前の10日間、体温検査を義務付けられ、フェイスシールドを着用し試合に臨んだ。種目は徒手対徒手、警棒対短刀、警棒対警杖の3競技を、1チーム3人ずつで2回戦行う。

 静内署からは、新冠駐在所の井元秀樹警部補(47)、刑事・生活安全課の粟飯原(あいはら)圭介巡査部長(32)、交通課の桂下知也巡査長(28)、補欠で警務課の滝田大貴巡査長(26)がトーナメント戦に挑んだ。準決勝で檜山管内の江差署に惜しくも敗れたが13年ぶりに3位入賞と健闘。

 監督兼選手の井元警部補は「久しぶりの大会で若手には良い経験になったと思う。これを実践で活かし治安維持に繋げていきたい」と話していた。

 また、第3部では門別署が2大会連続の3位に入賞した。

左から井元警部補、桂下巡査長、滝田巡査長、粟飯原巡査部長

関連記事

苫小牧民報

段ボールベッド組み立てる 日工道専が防災キャンプ  登別

登別市の日本工学院北海道専門学校(福井誠校長)公務員学科(2年制)は23日、防災キャンプを校内で開き、18~19歳の1年生11人が市職員の指導で段ボールベッドの組み立て、片付けなどを体験した。 ...

苫小牧民報

あすまで多彩なイベント 苫小牧アートフェス開幕

市民参加型の芸術祭、苫小牧アートフェスティバル2024(実行委員会主催)が27日、苫小牧市末広町の出光カルチャーパーク(市文化公園)をメイン会場に始まった。  美術博物館祭、音楽祭TOMAK...

十勝毎日新聞

「がんばれワカナ」 パリ五輪出場・永原選手 グッズ配り応援準備万全【芽室】

 パリ五輪のバドミントン女子ダブルス日本代表で、芽室町出身の永原和可那選手(28)の初戦を前日に控えた26日、町は試合観戦を盛り上げてもらおうと、町内でグッズを配布した。町内の小中学生や町民が折っ...

十勝毎日新聞

“おとな”も保育園留学 地方の子育て学ぶ【上士幌】

 上士幌町は今年度から、50歳前後で子育てを終えた“プレシニア世代”を対象に、保育園で働きながら学ぶ「おとなの保育園留学」を道内で初めて開始した。移住や関係人口の増加、人材確保につなげたい考え。町は...

十勝毎日新聞

クラシックカーで優しいラリー 堺正章さんも参加【帯広】

 戦前の世界的名ドライバーをしのびつつ、北海道の大自然の中を博物館入りレベルのクラシックカーでのんびり走るラリーの第2日が27日、帯広発着で行われた。タレント堺正章さん(77)らが最も古い車で1...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス