アサヒメロン初競り最高値22万円 安平町の特産品 札幌中央卸売市場
安平町追分地区の特産品「アサヒメロン」の初競りが7日、札幌市中央卸売市場で行われ、「秀」1ケース(5玉入り)で昨年と同じ22万円の最高値が付いた。JAとまこまい広域は今季、昨年同様の5万8000ケース分(464トン相当)の生産数量を目標に掲げる。
町追分の農家林出一樹さん(48)と新井真人さん(51)が生産した4~6玉入り「ルピアレッド」計80ケース(1ケース8キロ)が6日、追分花園の野菜集出荷場から市場へ初出荷された。関係者によると、春先の天候が良かったこともあり、一つ一つの玉が大きく、糖度も最高15・6度と高めという。
アサヒメロンは糖度14度以上の甘さが特徴。JAとまこまい広域によると、昨年は1ケース当たりの平均価格が例年より高く、売り上げ実績は2億4700万円となった。今年は25戸が24・5ヘクタールの畑で10月末まで収穫作業を予定し、販売目標額は2億4360万円に設定している。
追分アサヒメロン組合の安井貴志組合長は「引き続きコロナの影響が不安ではあるが、安心安全でおいしいメロンを届けていきたい」と話した。
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