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日高報知新聞

大野氏が無投票2選【新ひだか】

【新ひだか】4月22日任期満了に伴う新ひだか町長選挙は同12日告示され、午後5時の届け出を締め切った結果、現職の大野克之氏(63)=無所属=以外に届け出がなく、大野氏が無投票で2選した。

 午前8時半に町選管に立候補の届け出を済ませた大野氏は、静内吉野町の選挙事務所で上水典明後援会長や小倉正信後援会幹事団代表、しずない農協副組合長、遊説スタッフらと出陣式を行った後、午前9時頃、事務所で第一声。

 大野氏は「いままで皆さんに支えられてきた4年間、自分にできることを進めてきた。ここからまた新たな4年間皆さんの力を借りながら、いろいろなことにチャレンジしていきたい。特に若い人がやる気になるまちづくりをしていく」と支持を呼び掛けた。

 小倉幹事団代表は「今日は大野町長のために全力で取り組みます。対抗がいないということで、己との戦いになります。大野町長の必勝と皆さんのますますの活躍と健康を願いながら『ガンバローコール』で出陣の声とします」と述べた。

 同氏はこの後、町内を遊説し、午前10時半に春立駅前、午後2時に静内自衛隊前、4時にイオン静内で今後4年間に取り組む公約を訴えた。

 午後5時の届け出を締め切った結果、当選が確定すると事務所で支持者から大きな拍手が送られた。

 大野氏は「『和』と『輪』を持って進めるまちづくり。その先にある『環』に向かって」をスローガンに①一人ひとりの声を大切にし開かれた町政を実現②基幹産業の強化と明日への活路をひらく新分野の産業算出③防災対策の強化と災害に強い街づくり④子どもたちの健全育成⑤誰もがゆとりと生きがいの持てる地域社会づくり⑥自然と人が共生する環境を活かした街づくり⑦町の将来を担う人材づくり⑧町との関わりを持つ関係人口の拡大―を公約に掲げている。

 大野氏は旧静内町(現新ひだか町)出身。静内高校を卒業後、1978年(昭和53年)に北海道庁(日高支庁)に奉職。農業政策などに携わり、農政部農政課長、農政部競馬事業室長などを歴任。2018年(平成30年)に道庁を退職し、同年3月に町長選に出馬。町政運営の透明化や一次産業の強化などを訴え、8976票を獲得し現職の酒井芳秀氏を破り初当選した。

後援会事務所で第一声の大野氏

  ◇  ◇  ◇

【新ひだか】4月22日任期満了に伴う町議会議員(定数16)選挙は同12日告示され、町選管は立候補の届け出を午前8時半から受け付けた。午後5時締切。

 定数は16人。今期で引退を表明した細川勝弥氏(81)と渡辺保夫氏(73)、畑端憲行氏(74)、谷園子氏(63)=共産=の4人を除き、現職議員12人と新人5人の計17人が立候補の届け出を提出した。定数を1人オーバーしていることから選挙戦になる見通しだ。

 午前10時現在で、立候補の届け出を提出したのは、届出順に川合清氏(79・共産元)、橋本靖史氏(40・新)、木内達夫氏(69・現)、下川孝志氏(69・現)、蚊野芳春氏(63・新)、川端克美氏(69・新)、福嶋尚人氏(70・現)、建部和代氏(68・現)、大川勝也氏(49・新)、城地民義氏(75・現)、志田力氏(69・現)、北道健一氏(70・現)、池田一也氏(62・現)、田畑隆章氏(72・現)、本間一徳氏(67・現)、阿部公一氏(71・現)、池田繁氏(46・新)の17人。

 この日は、午前8時半からの立候補の届け出を行った後、それぞれの後援会事務所で出陣式と第一声。その後、町内各地域を遊説し町民に政策を訴えた。

 町選管によると、選挙人名簿登録者数は11日現在、男性8861人、女性9503人の計1万8364人。

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