丸井今井の思い出教えて 開業130周年でエピソード募集【函館】
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まちづくりセンターの応募箱の前で思い出エピソード募集をPRする山田さん(右)と大矢さん
函館市本町の丸井今井函館店は、今年4月で開業130周年を迎えることを記念し、旧店舗建物の市地域交流まちづくりセンター(末広町)と協力し、旧店舗時代から現在までの丸井今井にまつわる思い出エピソードを3月15日まで募集している。集まったエピソードは4月6日~12日にまちづくりセンターで開く店舗の歴史を振り返る写真展で紹介する予定。
丸井今井函館店は1892(明治25)年に開業。まちづくりセンターの建物は1923(大正12)年に丸井今井呉服店函館支店として建てられ、本町に移転する69(昭和44)年まで使用。函館市分庁舎としての活用を経て、2007年からまちづくりセンターに。現在でも大理石の柱や手動式エレベーターなど旧店舗時代の面影を残し、建物としては来年2023年に創建100年を迎える。
写真展とエピソード募集は丸井今井店舗スタッフが130周年の節目に歴史を振り返り、次の時代につないでいく企画として発案。まちづくりセンターと丸井今井それぞれに応募箱を設置し、旧店舗時代の店の様子や買い物、レストランでの食事の思い出などさまざまなエピソードを募っている。写真展は店舗所蔵や元社員からの提供を受け、旧店舗の様子を中心に展示する予定。
まちづくりセンタースタッフの大矢千穂さんは「センターを訪れ、今でも旧店舗時代の話をスタッフに聞かせてくれる人もいる。みんなで思い出を共有できる企画になれば」と話す。丸井今井函館店営業統括部の山田睦さんは「丸井今井の思い出話に花が咲くようなエピソードをぜひ寄せてほしい。これまでの歴史を支えてくれたお客さまと接点を持つきっかけにしたい」とPRしている。
エピソードは郵送でも受け付けており、丸井今井函館店(〒040・0011、函館市本町32の15)宛てに送る。問い合わせは同店(0138・32・1151)へ。
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