弘前産のリンゴ４００個を使ったフォトスポットで記念撮影する家族連れ

　青森県弘前市の観光ＰＲイベント「すぐそこちかいね！弘前キャンペーン」が、函館市内で開かれている。１７日には、弘前産の生リンゴ４００個で作った「ハート型りんごアート」が金森赤レンガ倉庫にお目見えし、来場者が記念撮影を楽しんだ。１９日まで。

　弘前市では例年「はこだてクリスマスファンタジー」に合わせ「ひろさきナイト」としてステージイベントを開催してきたが、新型コロナウイルスの影響で昨年から中止。代替企画として今年はキャンペーンを展開し、ＪＲ函館駅には２６日まで青森の伝統装飾をあしらったクリスマスツリーを展示している。

　フォトスポットは、弘前産リンゴ「王林」「ふじ」を幅２・７メートル、高さ２・４メートルのパネルに並べた。パネルのリンゴは１９日午後１時から来場者に配る予定。

　また、会場では弘前市を中心に青森の特産品を販売する物産展を１９日まで開催（午前９時半～午後６時半）。このほか、会場で撮った写真を３１日までインスタグラムに投稿すると、抽選で弘前の特産品が当たる企画も。弘前市国際広域観光課の鳴海孝昭主事は「函館から弘前は新幹線で約２時間と近場観光ができる。ぜひ来場し、弘前に興味を持ってほしい」と呼び掛けている。