元気なダンスを披露する１年生の児童たち

【新冠】新冠小（下川徳久校長、児童２４６人）の学習発表会が「心を一つに練習し、成長した姿を見せよう」をスローガンに25日、同校体育館で開かれ、児童たちは学年ごとに楽器演奏や合唱、劇など日ごろの学習成果を家族や地域住民らに披露した。

　初めての学習発表会となる１年生の元気なあいさつで開幕。１年生42人は器楽「ミッキーマウスマーチ」でリズム表現や歌、ダンスを披露。２年生46人は劇「ほんとうのたからものは」で世界中の国から「ピーマン農家」などの宝物自慢で本当の宝物は何かを考える劇を演じた。３年生32人は音楽「音楽ひびかせて」で歌や器楽合奏を披露した。

　下川校長は「子どもたちは学習発表会のため、みんなで協力して取り組んできました。心を一つに全力を出し、頑張る姿に大きな拍手をお願いします」とあいさつ。

　後半の４年生43人は総合的学習で学んだアイヌに関する学習成果を「シャクシャインの戦い」を劇にして披露した。

　５年生39人は音楽「Ｍｕｓｉｃ　ｓｔａｔｉｏｎ　ｉｎ　Ｎｉｉｋａｐｐｕ」で学習した歌と器楽合奏。今年が最後の発表会となる６年生44人は、総合発表「27分間ＴＶ」を熱演した。

　児童たちの熱演に、会場の多くの家族や来場者から大きな拍手が送られた。