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函館新聞

野外劇の魅力を発信 2025年カレンダー制作【函館】

2025年の野外劇カレンダーをPRする土谷事務局長(左)と浜谷さん

 NPO法人市民創作「函館野外劇」の会(中村由紀夫理事長)は、今年の夏の公演の写真を使い、劇の魅力を発信する2025年の「函館野外劇オリジナルカレンダー」を制作した。1500部用意し、7日から市内各所で販売する。

 今年の函館野外劇は7~8月に五稜郭公園一の橋広場での屋外公演4回、市芸術ホールでの屋内公演3回の計7回上演した。撮影は市本通1の函フォトレフ(山崎亮太代表)が担当。デザインは22年からポスターの制作に携わる函館在住のデザイナー、浜谷悠太さん(31)が初めて手掛けた。

 サイズはB2判で表紙1枚のほか、2カ月で1枚の7枚組。公演の様子を切り取った写真は2000枚に上り、厳選した34枚を掲載。表紙は芸術ホール公演のフィナーレの場面を採用し、野外劇のキャッチフレーズ「五稜郭スペクタクル」をイメージしたデザインに。各月の写真ではコロポックルの妖精を演じる子どもたちの活躍ぶり(1、2月)や、火花散る土方歳三と新政府軍侍大将の殺陣のシーン(5、6月)、華やかなソーラン踊りやフラッグダンス(7、8月)、屋内公演のフィナーレとアンコール(11、12月)などを紹介し、1年を通じて名場面を振り返ることができる。

 石川啄木役で今年初出演した浜谷さんは「出演の経験を生かし、見どころを意識して写真を選んだ。カレンダーをきっかけに若い世代にもぜひ参加してほしい」とPR。同会の土谷雅宏事務局長(71)は「カレンダーを通じ、市民ボランティアが個性豊かに活躍する函館ならではの芸術文化を感じてほしい」と呼び掛ける。

 カレンダーは1部1200円で同会事務局(五稜郭桜交流ハウス)をはじめ、五稜郭タワー、函館蔦屋書店、カフェドリップドロップ(市地域交流まちづくりセンター内)で販売。20部以上の注文予約でカレンダーに企業などの名入れサービスを無料で受け付ける。締め切りは11月22日。

 問い合わせは同会事務局(0138・56・8601)へ。

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