キノコへの理解深める ホクト 鵡川中央小で食育授業
むかわ町の鵡川中央小学校(荒木英弥校長)で25日、キノコ生産大手のホクト(本社長野市)による食育授業が行われた。2年生38人が、同社が苫小牧市などで生産しているエリンギやブナシメジ、マイタケ、ブナピーの製造工程を映像で見たりエリンギを収穫したりしてキノコに理解を深めた。
同社の食育授業は今年で3年目。キノコが苦手な子どももいる中、低学年のうちから食材に理解を深めてもらおうと実施している。
児童たちは工場内の様子を映像で見て、キノコが成長する早さなどを知った。収穫体験では、同社従業員の指導を受けながら、培地を詰めた瓶から育ったエリンギをきれいにもぎ取っていた。
杉村彗立さん(7)は「キノコが好きなので、授業を受けるのがうれしかった。収穫したエリンギは家で食べたい」と笑顔で話した。