今年度の花いっぱいコンクールの入賞者

　浦河町の第35回花いっぱいコンクールの表彰式が24日、役場で行われ、金賞を受賞した野深自治会花クラブ（上山記美江代表）など入賞した８団体１個人に池田拓町長からそれぞれ表彰状が贈られた。

　コンクールは、地域に花を植えることで街を彩り、花壇の整備などを通じて地域コミュニティを活性化させることなどを目的に町が毎年開催している。

　審査は、池田町長らが応募のあった花壇を１カ所ずつ回り、形状や管理状況、花の配列や配色などを審査。浦河高校生も初めて審査員として参加した。

　今年度は、金賞に野深自治会花クラブ、銀賞に富里女性部、西舎１区、西舎３区。銅賞に向別女性部、姉茶自治会、福島久美子さん、絵笛自治会婦人部。奨励賞に上野深第２自治会が入賞した。

　表彰式で池田町長は「今年の花壇はどれも技術が高く、非常に出来栄えもよかった。高齢化などの理由で花壇づくりを中止せざるを得ないなどの課題もあるが、町が進めている運動に協力してほしい。地域住民や町を訪れた人たちの心に潤いを与えていただきたい」と述べた。

　金賞を受賞した野深自治会花クラブの上山代表は「多くの人に花を楽しんでもらいたいとの思いを込めて会員４人が花を植えた。来年も元気で続けていきたい」と受賞を喜んだ。受賞した花壇は10月中旬まで楽しめるという。（金賞・銀賞受賞の花壇は３面に掲載）。

　審査結果は次のとおり。

　▽金賞　野深自治会花クラブ▽銀賞　富里女性部、西舎１区、西舎３区▽銅賞　向別女性部、姉茶自治会、福島久美子、絵笛自治会婦人部▽奨励賞　上野深第２自治会