十勝産のワインとチーズ、パン、和牛を一堂に集め味わうイベント「十勝フード&ワインフェスティバル」が12日、帯広市内の北海道ホテルで開かれた。約300人が来場し、十勝の美酒美食を堪能した。
とかち果実酒研究会、十勝ナチュラルチーズ協議会、十勝和牛振興協議会、とかちパンの会で構成する実行委(林秀康実行委員長)の主催。これまで開催されていた同種のイベントを融合、拡大させた。
会場には4団体がそれぞれブースを設け、料理や飲み物を提供。来場者は管内の4ワイナリーが用意した17種類の十勝産ワインを自由に飲み比べながら、ステーキやパン、ナチュラルチーズなどとのマリアージュ(食の組み合わせ)を楽しんだ。この日だけの限定パンや、20種類の十勝産チーズを使った全長7.2メートルのチーズプラトー(盛り合わせ)も人気を集めた。
幕別町から仕事仲間と3人で訪れた田口真之介さん(41)は、「全部十勝産でこんなに種類豊富に用意できるのに驚いた。良い取り組みだと思う」と笑顔だった。
実行委は、同イベントを来年以降も継続開催していきたいとしている。