親子で発想や表現 レ・コード館 加賀城さんのパフォーマンス【新冠】
【新冠】新冠レ・コード館開館記念事業の加賀城匡貴(まさき)さんのパフォーマンス「キュキュキュノキュ」が8日、レ・コード館町民ホールで開かれ、ユーモラスな発想と不思議なパフォーマンスに親子30人が参加した。
加賀城さん(49)は、札幌市在住のアーティスト。ステージパフォーマンスや執筆、教育など枠にとらわれず精力的に活動。ありふれた日常の風景の中から発想を膨らませる魔術師と言われている。昨年7月に北海道文化財団こどもアート体験事業で朝日小を会場に新冠小との交流を深める児童交流事業を実施した。
この日のプログラムは①人形劇?②世界のコマーシャル③絵本はどこまで絵本なのか④アートたんけんたい⑤学校コント⑥遊びの時間(プレイタイム)⑦ファッションショーの項目で、次々と加賀城さんがパフォーマンスを展開し、参加親子も出演者としてステージに。
大狩部の渡部紘さん(40)は、妻の絵里香さん、長男の峻君(小6)、二男の健君(小4)、三男の翔君(小1)の家族5人で参加。渡部さんはファッションショー(寝ぐせ)に参加。「新冠の子どもたちが、パフォーマンスを体験できる機会はなかなかなく、良い体験ができた。アイディアや発想、日常のや捉え方に驚いた。子どもたちの発想力にも感心した」と話し、峻君は「新しいひらがなづくりに挑戦した。裏方の仕事の音響も初めて担当し、ドキドキして楽しかった。身近なものが色々な発想や見方ができるところが、おもしろく楽しかった」と笑顔で話した。