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日高報知新聞

フィナンシェ「優駿の里」 特産夏いちごをふんだんに アエル売店で5月1日発売 名馬のチャーム付きギフトも【浦河】

いちごフィナンシェをPRする職員

 浦河優駿ビレッジ アエル(アエル)は、町内の事業者とタッグを組み特産の夏いちご(すずあかね)をふんだんに使った、いちごフィナンシェ「優駿の里」を開発した。メイド・イン浦河にこだわった新たな土産品として5月1日からアエル2階ロビー物販コーナーで販売されるほか、宿泊客のウエルカムスイーツとしても提供される。

 「浦河にこだわった浦河ならではの土産品を作りたかった」というアエルを運営するうらかわ優駿の里振興の田村浩一マネジャーが、町内大通3の梅月堂手取菓子舗(坂井ゆみ社長)に商品の製造を依頼。同店の人気商品いちごケーキの生地をベースに、同向別のうらかわ菅農園のいちごを餡やペースト状にして生地に練りこみ表面の半分をいちご風味のチョコレートでコーティングしたサクッとした食感といちご風味が特徴のフィナンシェが完成した。アレルギーを持つ人も安心して食べられるよう材料にも配慮されている。

 製造した坂井社長は、「手に取ってもらえる大きさ、食べた時のボリューム、食感にこだわった。特にいちごの風味をどうやって生かすかがポイントだった」と振り返る。商品を包む包装紙とギフトボックスは町内のKomi desigN(こみでざいん)が担当。アエルのロゴデザインや馬といちごで浦河らしさを演出した。

 ギフトボックス(10個入)には、2010年の宝塚記念を制し現在はアエルで繋養されているナカヤマフェスタのチャーム(バッジ)が添えられている。チャームは5種類で指定はできないため『チャームを集める楽しみ』で商品の付加価値を高めた。

 田村マネジャーは、「いちごフィナンシェ優駿の里は、浦河の力と思いが形となった自慢の一品。お土産として、思い出として浦河から全国に届けていきたい」と期待を込めた。