旅行情報誌「北海道じゃらん４月号」（リクルート北海道じゃらん発行）の「２０２４年道の駅満足度総合ランキング」で、「道の駅かみしほろ」が３年ぶりに１位になった。運営する指定管理者の観光地域商社「ｋａｒｃｈ（カーチ）」は「さらに多くの人たちに来てもらえるよう、施設の魅力アップに向けて頑張りたい」としている。

３年ぶりに１位になった道の駅かみしほろ

　誌上で募った読者アンケート１９４５件を基に集計。道内の道の駅１２７施設について「地域や観光の情報提供」「テークアウトメニュー」「特産品などのお土産」など９部門を各１００点満点で評価した。かみしほろはレストランと土産、テークアウトの３部門で８１点以上を獲得し、総合満足度は８２．９点の高評価を受けた。

　同駅は２０２０年６月にオープン。２３年度（２２日時点）の来訪者は約５０万人に上る。昨年から全国的にも珍しい小麦を原料に使った甘酒や、上士幌高生と共同開発した土産用のクラフトチョコレートなど新商品を展開。昨年４月にはハンバーガー専門店「ｔｏｂａｃｈｉ（トバチ）」がオープンし、観光客や町民の注目を集めている。

　１位の評価を受けた無料休憩コーナーは、ガラス張りの広々とした空間と木のぬくもりが感じられる内装が人気。冬のアウトドアを楽しむイベントを企画するなど集客にも力を入れている。カーチの板橋正智地域戦略部長は「１位を達成できてうれしい。社員の励みになる」と話している。

　管内からは他に、おとふけ（音更、愛称・なつぞらのふる里）が３位、ガーデンスパ十勝川温泉（音更）とピア２１しほろ（士幌）が７位にランクインした。

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　道の駅かみしほろでは４～６月、オリジナル商品が当たるキャンペーンを行う。同駅のインスタグラムをフォローし、アンケートに回答することが条件。問い合わせはカーチ（０１５６４・７・７７７７）へ。