チキサニで衣類の作品展 アイヌ民族伝統技法で作る
白老町内で暮らすアイヌ民族が伝統技法で作った衣類の作品展が町末広町のしらおいイオル事務所チキサニで開かれている。31日まで。
町内で伝統工芸の復元や伝承に取り組むアイヌ伝統工芸サークル「テケカラぺ」(山崎シマ子代表)の会員が1年かけて仕上げたチカルカルペ(木綿衣)6点が展示されている。
山崎さんが講師を務める白老民族芸能保存会(長谷川邦彦代表)の会員が手掛けたはんてん8点も並ぶ。
チキサニの担当者は「民族の伝統的な技法を守りながら制作された木綿衣と作り手のアイデアや個性が光るはんてんから、伝統と革新の両面に触れてほしい」と呼び掛けている。
問い合わせはチキサニ 電話0144(82)6301。