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釧路新聞

釧路選抜A準V アイホ全日本中学【釧路市】

準優勝の釧路選抜A

 道内の各地区や都道府県の選抜チームが日本一の座を懸けて争う「第18回全日本少年アイスホッケー大会(中学生の部)」の決勝が26日、釧路アイスアリーナで行われた。2年連続で決勝に進み、連覇を目指した釧路選抜Aだったが、苫小牧選抜に3─4で逆転負けし準優勝に終わった。それでも、第1回大会から保ち続けているベスト3以上の地位を守った。

  大会には全国から23チームが出場。23日から4日間、予選リーグと勝ち上がったチームによる決勝トーナメントで日本一を争った。

 釧路選抜Aは、予選リーグで大阪府選抜に15─0、埼玉県選抜に9─1、青森県選抜にはPSS(ペナルティー・ショット・シュートアウト)戦の末、3─2で競り勝ち、3戦全勝で首位通過。決勝トーナメントは、1回戦シードで準決勝から登場すると、栃木県選抜を7─1の大差で退けた。

 決勝は2年連続で苫小牧選抜と激突。第1ピリオドに2失点するも、第2ピリオドに尾﨑謙心選手(釧路鳥取2年)と池上大空選手(同3年)、石川佑翔選手(同2年)の3連続ゴールで逆転した。しかし、第3ピリオドに痛恨の2失点。その後は得点を奪うことができず、天を仰いだ。

 石黒勇監督は「完全に崩されて入れられているわけではなく、クリアミスなどのちょっとしたミスから失点してしまった」と回顧。「1点リードしたところから勝ちにもっていけなかったのは、僕を含めたスタッフの責任。選手たちは自分たちの持っている力以上のものを出してくれた」と頑張りをたたえた。