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日高報知新聞

男女15人がホースマンの道へ 第45期生生産育成技術者修了式【新ひだか】

1年間の研修成果を騎乗供覧で披露

【新ひだか】静内田原の日本軽種馬協会静内種馬場(遊佐繁基場長)で22日、第45期生産育成技術者研修の修了式が開かれ、昨年4月から1年間の研さんに励んできた男女15人の研修修了者が家族や関係者に騎乗を供覧し、修了式で激励を受けた。 

 技術者研修は世界に通じる強い馬づくりを目的に、1990年(平成2年)に開講。現在は1年間にわたり飼養や管理、繁殖、騎乗など馬に関する知識や技術を習得し、就職先の牧場で生産育成の中核を担うスタッフとして活躍している。

 これまでの修了生は、45期生を含め延べ508人。修了生全員が道内を中心に生産育成牧場への就職が決まっている。

 修了式に先立ち、研修所隣接の屋内馬場と1周600㍍の屋外トラックで騎乗供覧があり、出席した家族や関係者を前に研修生たちが人馬一体の巧みな騎乗技術を披露した。

遊佐場長から修了証書を受け取る修了生

 修了式では、遊佐場長が一人ひとりに修了証書と記念品を手渡し、握手を交わして激励。日本軽種馬協会の上野儀治副会長が河野洋平会長の式辞を代読し「いつの時代においても競馬を盛り立てていくためには、多くのファンを引き付けるような強い競走馬を生産育成し競馬の魅力を向上させることが最も重要。生産・育成分野における専門的な訓練を受けられた皆さんのような技術者の力が不可欠。皆さんも目標としてこの道を選択したからには自分を厳しく律して精進され生産育成界を担う立派なホースマンになっていただきたい。皆さんが学ばれた知識や技術、馬を愛する気持ちを余すことなく発揮し活躍されることを願う」と期待し、来賓の生田泰日高振興局長からも激励の言葉が贈られた。

 修了生を代表し、日高町の白井牧場に就職する児島はなさんが1年間の研修を振り返り「先生方の丁寧な指導と仲間の研修生の協力で壁を乗り越えることができ、馬と接することの喜びや、難しさも魅力であり、とても楽しいこと、馬と関わっていくことで自分を見直し成長できることを知った。研修生それぞれが牧場に就職するが社会人として責任の重さや感謝の心を忘れず日々努力することを誓う」と謝辞を述べた。

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