交通安全ワークブックを寄贈 新入学児童にと市安協【網走】
【網走】市交通安全協会(千葉順造会長)は、春から小学校に通う新入学児童のために交通安全ワークブックとクリアファイル、それぞれ235人分(5万7000円相当)を市に贈った。
ワークブックは右側通行を覚える前段の左右の理解、信号機や標識の名称を覚えるなど、小学校低学年向けに編集されている。
デジタル時代を反映し、今年の表紙にはQRコードも掲載。スマホなどで読み取ると、冊子の内容をより理解してもらうためのアニメが視聴でき、親子で楽しみながら交通ルールやマナーを学べるよう工夫している。
クリアファイルは「がっこうへ いくときの おやくそく」として、信号機や横断歩道のある所を渡ること、道路には絶対に飛び出さないことなどを呼びかけている。
同協会はこれまで夜光反射材など、高齢者向けの配布を中心に行ってきたが、子どもの交通安全にも力を入れようと、現在はこれらの教材を新入学児童に贈っている。
千葉会長は「学校はもちろん、新1年生のお父さん、お母さんももワークブックとクリアファイルを使い、新1年生に交通安全を教えてあげてほしい」と、贈った教材の活用に期待を込めていた。
これらの教材は各小学校を通じ、入学式で新入学児童に配られる。