「こどもカフェ」開設へ NPO法人おやこ応援団いちごはうすの会、改装費用CF「協力を」【伊達】
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「多くの人たちが集う場にしたい」と話す工藤理事長
伊達市内でこどもの居場所づくり、子ども食堂の運営を行う「NPO法人おやこ応援団いちごはうすの会」(工藤直美理事長)は、子どもから大人までの幅広い世代が集う「こどもカフェ」の開設へ向けクラウド・ファンディング(CF)を進めている。市内錦町の元飲食店を改装する計画で、金額は150万円に設定。期間は今月末まで。賛同する方々の善意を呼びかけている。
同会は2019年に活動をスタート。現在は伊達小、東小、長和小の各学校区の子ども食堂のほか、伊達西小校区で「出張食堂」などを展開する。活動する中、「大人が抱える不安が解消されれば、子どもの笑顔はもっと増える」(工藤理事長)と実感。大人がリラックスし交流する場を思い描いた。
子どもカフェに活用予定の建物は、工藤理事長の活動に興味を持った所有者から借りるという。建物は築50年以上が経過。改装が必要なためCFを活用する。目標金額を達成できず終了した場合でも、集まった支援金は受け取れる方式を採用した。
具体的なリノベーションは「多様な人が集まる場所にしたい」との思いから、▷定期的な子ども食堂の開催▷コーヒー・軽食などのカフェ営業▷学校に通うのが難しい子も自由に過ごせる空間▷イベントなどで利用できるスペースなど。11月のオープンを目指している。
支援者へのリターンは同会の活動に興味を持つ、伊達市の彫刻家渡辺元佳さんのキーホルダーや食事券など3千円~100万円に応じ用意する。工藤理事長は「『子ども・子育て』のさまざまな困難に寄り添いたい。その中心的な役割を果たすことができれば」と呼びかけている。
詳細はインターネットで「おやこ応援団 いちごはうすの会」を検索するとよい。問い合わせは工藤理事長、携帯電話080・4041・9703へ。
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