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十勝毎日新聞

ダム熟成ワイン返礼品に 160本「札内川」に搬入【中札内】

 帯広開発建設部帯広河川事務所が管理する札内川ダム(中札内村)で20日、貯蔵・熟成実験の第3弾として、村内でワインショップを運営するAOILOが、中札内産ワイン160本を搬入した。11月まで短期熟成させた一部ワインは、ふるさと納税の返礼品として活用する予定だ。

ダムで熟成が始まった中札内産ワイン「Art de Champ 2022」

 同ダムの作業用トンネル内に貯蔵されたのは、中札内村の野島農場(野島利美代表)で栽培したブドウを使った「Art de Champ 2022」。同社が運営するワインショップ「LE BLEU」の店主で、ワインソムリエの梶山千裕さんは、ワインの産地フランスでは年間を通じて冷温を保つトンネル内でワインを熟成させるケースが多いことから「ダム内のトンネルは温度、湿度ともに熟成に適切な環境」と話す。

 今回、熟成に選んだワインは、酸化防止剤はごく少量に抑えるなど丁寧に造られており、梶山さんは「ナチュラルな造り方をしているワイン。熟成させることで品種独特のうま味、深みが増していく」とダム熟成に期待を寄せる。

 熟成は11月ごろまでの短期と、1年の長期に分け、短期熟成させたものはふるさと納税の返礼品と店舗での販売を予定している。「ワインに新たな価値が付くことが今から楽しみ」と話した。

 トンネル内は湿度が高いため、近日中に保管箱を湿度に強いものに取り換える予定となっている。

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