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苫小牧民報

再エネ導入量は道内1位 胆振振興局脱炭素官民ネット 苫小牧でセミナー開く

胆振総合振興局は23日、脱炭素に取り組む官民ネットワーク「ゼロカーボンいぶり」のセミナーを苫小牧市のグランドホテルニュー王子で開いた。関係者約70人が基調講演やパネルディスカッションを通して、胆振地域のエネルギーの在り方などを考えた。

胆振の未来エネルギーを考えたパネルディスカッション

 同振興局は昨年2月、2050年までに二酸化炭素(CO2)の実質排出ゼロを目指す「ゼロカーボン北海道」の一環で、胆振管内独自の同ネットワークを発足。情報の発信や共有、連携の強化などに力を入れ、16日現在で官民114企業・団体が参加している。

 谷内浩史振興局長は冒頭あいさつで、苫小牧市でCO2を分離、回収、貯留するCCSの実証試験などが行われたことに触れ「胆振はゼロカーボン北海道実現に向けて取り組む先進地で、高いポテンシャルを持つ地域」と述べ、具体的な活動の実践を促した。

 基調講演で室蘭工業大大学院工学研究科の山中真也准教授は「胆振地域の再生可能エネルギー導入量は全道の2割。道内1位で伸びしろも大きい」と強調。その上で「再エネ導入は一人ひとりが主人公。やれるステージが必ずある」と呼び掛けた。

 一方、バイオマス発電は輸入に頼る燃料調達や焼却灰、残さの利活用など、太陽光発電は寿命を迎えた太陽光パネルの廃棄対策といった課題を挙げ「考えなければならないことも多い」と指摘。再エネ導入へ「ライフサイクル全体を考えるべき」などと提言した。

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