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函館新聞

オリジナルゲームを制作 三浦姉妹が道プログラミング審査で入賞【函館】

賞状や盾を手に入賞を喜ぶ彩乃さん(左)と結花さんの姉妹

 

公式ホームページ二次元コード

プログラミングのアイデアを競う「北海道小中学生Scratch(スクラッチ)プログラミングコンテスト」(実行委主催)がこのほど函館市中央図書館で初めて開かれ、函館市の三浦彩乃さん(函館大森浜小3年)が小学校低学年の部で最優秀賞と函館市長賞、姉の結花さん(同6年)が同高学年の部で優秀賞とSEGA賞を受賞し、姉妹そろって入賞を果たした。

 スクラッチというプログラミング言語を使った作品を募集。テーマは自由で、小学低学年、高学年、中学の3部門に約200作品の応募があった。予選審査を勝ち抜いた函館や札幌、旭川などから応募した20人が最終審査に臨み、作品を発表した。

 彩乃さんは、ごみ拾いやリサイクルをオリジナルのキャラクターが実践するゲームを、結花さんは、火災時の正しい行動を考えるゲームをそれぞれ考案した。

2人とも応募前に友人に作品を体験してもらい、意見や感想を参考に改良を加え、出品した。

 結花さんは「ニュースで火災件数の増加を知り、みんなに対処方法を知ってほしいとゲームを考えた。その思いを審査員に理解してもらえてうれしい」と語る。彩乃さんも「スクラッチの魅力とともにリサイクルが地球環境に大切だということを伝えたかった」と喜びを分かち合う。

 姉妹は昨年秋に函館市などが開講したプログラミング教室を受講し、スクラッチの基礎を学び、独学でスキルの向上に励んだ。

 「函館の魅力をプログラミングで表現したい」と話す2人。彩乃さんは「自分のアイデアを表現できたときが楽しい。今後もコンテストに挑戦し、自分の作品をアピールしたい」、結花さんも「イラストレーターになるのが夢で、自分が描いたイラストをプログラミングで動かしてみたい」と意欲を新たにしていた。

 道南関係ではこのほか、小学校高学年の部で本谷尚大君(函館中央6年)、中学校の部で中村柊太さん(福島1年)、佃優希さん(七飯1年)、永澤伸基さん(函館巴3年)が優秀賞を受賞した。

 入賞者の作品は公式ホームページ(二次元コード参照)紹介されている。

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