短角牛のプルコギ丼【新ひだか】
【新ひだか】町内全小中学校で26日、地場産食材による給食が提供され、児童・生徒たちが短角牛のプルコギ丼などで味わった。
学校給食費原材料費高騰対策事業の一環。新型コロナの影響により、地場産米や牛肉の消費減少により先行き不透明な中、町産業建設部農政課が国の地域創生臨時交付金を活用し、地元食材を学校給食として提供することで理解を深め、今後の消費拡大につなげることを目的に実施。小中学校の教職員を含め1600食を概ね月1回3月まで9回提供する。
この日の献立は「プルコギ丼」(麦ごはん)。北大短角牛約74㌔と、つや、粘り、甘みのバランスが抜群の万馬券約150㌔を使用した。ほか、卵スープ、ミニトマト(太陽の瞳)、牛乳。
このうち、山手小学校(遠山昌志校長、児童86人)3年生11人の教室では、給食が配膳されるとみんなで「いただきます」とあいさつ。さっそく「プルコギ丼」を口にほおばり、「おいしい」「肉が柔らかい」などと感想を話しながら、おかわりする児童もいた。
学校を訪れた御園の北大静内研究牧場の河合正人牧場長は「牧場で牧草をたくさん食べ、自然放牧して育てた和牛。噛み応えのある肉で、子どもたちに肉質の違いを知ってもらえたら」と話していた。
町内の学校給食では、今後も、北大短角牛のほか、黒毛和牛肉「みついし牛」、こぶ黒牛(まつもと牧場)、健酵豚(グレイズスワインいのけ)、地場産米「万馬券」「トキノミノル」などの食材を使ったメニューのが予定されている。
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