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函館新聞

3年ぶり「ワッショイはこだて」 踊りに浴衣に準備万端【函館】

3年ぶりのワッショイはこだてに向け練習に取り組む函館商工信用組合の職員

 函館の夏の風物詩・函館港まつりが8月1日から3年ぶりに開催される。新型コロナウイルス感染防止のため、2日の「ワッショイはこだて」は規模を縮小して行われるが、参加団体は待ちに待った開催に向け練習など準備を着々と進めている。

■参加団体「地元を元気に」

 1部の「函館港おどり」で2015~19年に5連覇したエスイーシー(末広町)は、毎年社内の実行委が中心となり準備。これまでは社員とその家族が参加していたが、今年は社員のみで約260人が参加する。五十嵐亮実行委員長(37)は「ワッショイはこだては会社全体で動くため交流も生まれる。一致団結し函館を元気にできるよう踊りたい」と話す。

 同じく1部に参加する函館商工信用組合(千歳町)は28日に入社1、2年目の職員7人が練習。山本富靖理事長(69)らの指導の下「函館港おどり」「いいんでないかい」の2曲を実際に踊り、振り付けを確認した。初参加となる富岡支店の伊藤玲海さん(19)は「手を真っ直ぐ伸ばすなどこつがいる部分もあった。当日は函館信組らしく明るく踊りたい」と笑顔。山本理事長は「港おどりは年1回地域の皆さんに顔を見せる大事な機会。元気なところを見ていただけたら」と話す。

■市町連 総勢90人参加へ

 市町会連合会(江頭進会長)は総勢90人で参加。コロナ前と比較すると半数程度の人数にとどまったが、それでも参加団体中3番目の多さ。21日には市総合福祉センターで全体練習を行い、音楽に合わせて隊列を組んで踊り、本番に備えた。

 当日はそろいの浴衣を着てパレード。マスク着用、隣同士の距離をとり、感染防止対策にも気を配りながら踊りを披露する。江頭会長(71)は「コロナ禍の中、やり通すことがこれからの活性化につながる。町連としても心を一つに盛り上げの一助になるパレードをお見せしたい」を意欲を見せた。

■浴衣レンタル 400着用意

 函館レンタル衣装AOKI(函館市亀田本町、青木幸子代表)では、港まつり当日の浴衣のレンタルが好調だ。

 6月の開催発表直後から予約の電話が相次ぎ、例年より2週間ほど早く1階ロビーに浴衣のコーナーを設置。女性用、男性用、子ども用を合わせて約400着の浴衣を用意している。

 今年は「くすみカラー」と呼ばれる彩度の低い色が人気で比較的落ち着いたデザインが選ばれている。料金は8000円程度(着付け料、小物一式込み)が主流という。青木代表は「ここ2年間は個人からの予約はゼロに近かったが、今年は早い時期から予約がどんどん入った。着付けをする私たちも非常に楽しみ」と心待ちにしている。

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