ブドウ苗約40本を植栽 大野農業高の生徒が体験【七飯】
【七飯】大野農業高校(仲川敏幸校長、生徒203人)園芸福祉科果樹班の2、3年生5人は20日、ブドウ苗定植体験学習として、七飯町上藤城のはこだてわいん圃場(ほじょう)に白ワイン用の品種「リースリング」の苗木約40本を植えた。
道南の農業を担っていく同校の生徒に、ワイン醸造用ブドウの栽培に関する知識を深めてもらおうと「はこだてわいん」が企画し、今年で2年目。昨年は赤ワイン用の品種「カベルネ・ソーヴィニヨン」の苗木約80本を植えている。
生徒らは、同社の栽培担当者から説明を受けた後、2人1組で作業。苗木は約1メートル間隔で植え、支柱と成長を促す保温器具も設置した。3年の柏谷珀玖さん(17)は「元気に育つようにと願いを込めた。自分たちが植えたブドウがワインになるのが楽しみ」と話していた。