競技初日を飾った小学生のクロスカントリー・クラシカル

　ＪＯＣジュニアオリンピックカップ２０２２　全日本ジュニアスキー選手権大会兼全日本小・中学生選抜スキー大会（ノルディック種目）が、10日午後の小学生クロスカントリー・クラシカルで競技がスタートした。13日まで全国各地のトップジュニア選手たちが熱戦を繰り広げている。

　全日本スキー連盟（ＳＡＪ）が主催、同大会実行委員会が主管、日本オリンピック委員会などが後援。次世代のオリンピック選手発掘・育成を目的とした大会。

　新型コロナウイルス感染対策として、２週間前からの健康チェック表の提出など、これまでの対策に加え、選手、監督、コーチ全ての参加者に抗原検査またはＰＣＲ検査の陰性証明の提出を義務付けるなど、対策を徹底して実施している。

　21年度は道外で開催された小学生大会も今回は名寄で開催。８日に開幕し、高校生２０８人、中学生２１６人、小学生１０７人の合計５３１人がエントリーしている。

　競技初日の10日は午後２時から小学生のクロスカントリー・クラシカル（２・５キロ）が行われ、選手たちが起伏に富んだコースで力いっぱいに滑走しながら、はつらつと練習成果を発揮。会場には市民たちが観戦に訪れ、選手の奮闘に惜しみない拍手を送っていた。