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日高報知新聞

寄せ植え教室に50人【新冠】

【新冠】町女性コミュニティ会議(梶川陽子会長)主催の「寄せ植え教室」が23日、レ・コード館で開かれ、昼の部と夜の部に計50人の参加者が6種類の草花を使った寄せ植えづくりを楽しんだ。

 同会議は18歳以上の全女性が対象となっており、今年は美容料理教室や自宅で出来る健康教室を開催して交流と研さんを深めている。

 寄せ植え教室は毎年人気の行事で、昼と夜の部に分けて1日で開催している。今年は、新型コロナの感染防止対策をしっかり取り、時間短縮や定員数を制限しての実施となった。

 講師は、町内中央町のグリーンハウス新冠生花店や道の駅サラブレッドロード新冠内にある新冠花倶楽部を経営する伹野裕之さん(64)。伹野さんの協力により、今回用意した草花はクリスマスの花・ポインセチアをはじめ、ゴールドクレスト、アイビー、ミニシクラメン、ドクダミ、プリムラの6種類。

 昼の部では21人が参加。伹野さんが各植物の特徴を説明した後、早速寄せ植えを開始。参加者たちは伹野さんからアドバイスを受けたり、互いに協力し合いながら手際よく作業をこなし、赤、ピンク、白、緑など彩り豊かな寄せ植えが約30分で完成した。

 最後に但野さんから「1週間に1回水をあげること。丈夫で長持ちするので、可愛がってほしい」などと手入れ方法を伝授。寄せ植えは3カ月ほど見ごろが続くという。

 副会長の前山美香さんは「料理や健康など毎年3回程度の教室を計画。今年も新型コロナの影響で教室を自粛していた。寄せ植え教室は、年に1回楽しみにしている年末行事で、心配もあったが実施できてほっとしている。花を見ながらゆっくり新年を迎えてほしい」と話していた。

但野さん(右)からアドバイスを受け寄せ植えづくりに挑戦する参加者たち