集まらず放送で終業式【新ひだか】
【新ひだか】町内の高静、静内、山手、桜丘、東静内、三石の6小学校と静内、三石の2中学校で24日、2学期の終業式が行われた。静内三中では23日に終業式を行った。
このうち高静小(鈴木晋作校長、児童505人)では、例年は体育館で行われる終業式だが、昨年と同様にコロナ対策の工夫で、全校児童は集まらず、各教室で終業式を放送で聞く形で行われた。
午前8時半、放送室から実行委員6年の清野萌さん、佐々木詩さん、長崎心羽さんの進行で校歌を流し、校長のあいさつ、各クラス代表の発表、冬休み期間の生活などを呼び掛けた。
鈴木校長は「冬休み中、自分で考えて行動できる人になってほしい。自分と仲間を大切にし一緒に行動してほしい。そして交通安全には気をつけて行動してほしい」とあいさつ。
クラス代表の発表は、2年生の中地咲菜さん、長崎修汰朗君と4年生の小野寺風馬君、高谷湊斗君の4人が交代で発表。初めての発表に、少し緊張気味に2学期に挑戦したことや失敗したこと、楽しかった思い出や、冬休みに楽しみにしている事、3学期に向けての抱負などをマイクを通し教室の仲間に伝えた。
安全指導担当の加渡亮義先生が、冬休み中の注意として①特に冬は雪に関する事故が多いので交通事故に気をつけて、自分の命をしっかり守る②知らない人に声を掛けられるなど、不審者に気をつける③一人ではなく家族や友達と一緒に行動する④ほか、危険を感じとる力を身に付ける。そして、冬休み明けに元気よく学校に来てほしい―と呼び掛けた。
終業式の放送を終えた実行委員の佐々木さんは「相手の顔が見えないから少し不安があったけど、進行はちゃんとできて良かった」と話していた。
高静小は25日から24日間の冬休みに入り、来年1月18日に3学期の始業式を迎える。