とまチョップ生誕10周年記念 2月にキャライベント開催 事業費確保に初のGCF
苫小牧市は22日の定例記者会見で、来年2月5、6両日に開かれる「とまこまいスケートまつり」に合わせ、中央公園(若草町)を主会場に全国からご当地キャラが集まる「とまチョップ生誕10周年記念キャライベント」の開催を発表した。財源確保策として、自治体がふるさと納税を活用して事業費を募る「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」に初めて挑戦し、来年3月22日まで寄付への協力も呼び掛ける。同イベントのほかロゴ製作など10周年記念事業の費用として1150万円を目標金額に設定した。
キャライベントはJR苫小牧駅南口のイルミネーション「とまイルスクエア」でも展開。運動会やパレードに加え、とまチョップの新曲披露も予定している。
GCFの限定返礼品として、フードをかぶって身に羽織るととまチョップに成り切れるフードブランケット500着を特注した。1万円以上の寄付で手に入る。ふるさと納税の制度上、市内在住者は受け取れないため、市民向けには別の記念品を贈る考え。
岩倉博文市長は「キャライベントを開催し、これまでとまチョップを応援してくださった皆さまへの感謝の気持ちを伝えたい」と話している。GCFの申し込みサイト https://www.furusato-tax.jp/gcf/1218。市まちづくり推進課 電話0144(32)6062。